女性のように乳腺が発達してしまう、真性女性化乳房の原因は下記のことが考えられます。
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- 女性ホルモンの
増加 - 肝機能が低下すると女性ホルモンが充分に分解されないため、女性化乳房の原因となることがあります。
- 女性ホルモンの
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- ホルモンバランス
の乱れ - ホルモンバランスの乱れによって女性ホルモンが多く分泌されてしまうと、女性化乳房の原因になることがあります。
- ホルモンバランス
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- 薬物による副作用
- 女性ホルモンに似た働きをする薬物※は、副作用として女性化乳房が起こる可能性があります。
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- 遺伝的な要因
- 遺伝によって女性化乳房になる可能性もあります。
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- 原因不明
- 真性女性化乳房の原因で多いとされているのが、特に原因が見当たらない特発性女性化乳房と呼ばれるものです。
薬物※の例
- 高血圧の治療薬「アダラート」「アルダクトンA」など
- 吐き気止め「ナウゼリン」など
- 胃潰瘍や胃炎の治療薬「ガスター」「ドグマチール」など
- 精神安定剤「デパス」など
- 水虫の治療薬「グリセオフルビン」など
- 抗うつ薬「ドグマチール」など
- 抗アレルギー薬「オキサトミド」など
- 育毛剤「プロペシア」など
女性のように胸が膨らんでしまう、偽性女性化乳房の原因は、肥満によって胸に皮下脂肪がついてしまうことと、生まれつきの2つが考えられます。肥満の場合男性は、過剰に摂取されたエネルギーによって内臓脂肪の沈着が起きやすいのが特徴ですが、皮下脂肪は体の部位によって沈着しやすい順番があります。上のレベルになるほど肥満度が高くなりますが、偽性女性化乳房は肥満度の中間に位置するレベル3で起きやすくなります。
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- 生まれつきによる症状
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- 肥満による症状