診療録

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乳腺切除後の傷跡を目立たせない3つの手順

乳腺切除後の傷跡を目立たせない3つの手順

乳腺が発達する真性女性化乳房と、乳腺発達と皮下脂肪が付いて胸が膨らむ混合タイプの場合、手術で乳腺を切除します。そこで気になるのが「傷跡は残らないのか?」「目立つのではないか?」という点。実際の症例を基に、THE CLINICが行う傷跡に配慮した3つの手順を解説します。

1、エコー検査で傷跡を目立たせない手術をプランニング

膨らみを解消するために手術するとは言え、大きな傷跡が残っては見た目の悩み解消にはなりません。そこで来院されたゲストには、まずエコー検査を受けていただき、乳腺の大きさ脂肪の量乳腺の周辺組織の状態を診て、切除する際にどこからアプローチするかをゲストの希望も伺いながら決めていきます。傷跡を目立たせないためには、エコー検査の段階でしっかりと手術のプランニングを行うことが重要なのです。

エコー検査 女性化乳房 [エコー検査で診た真性女性化乳房]

2、乳腺の大きさにより最適の切除位置を選択

どこを切開するかは、エコー検査で確認した乳腺の大きさにより決まります。乳腺が3㎝以下で小さい場合は、乳頭直下のしわの一部を5~7㎜切開し、そこから乳腺を除去。乳腺が3㎝以上なら乳輪下を乳輪のラインに沿って数㎜切開、除去をします。 また、混合タイプで乳腺が小さい場合は、ベイザー脂肪吸引の際に作った脇下の吸引口から乳腺を取り出すことも。傷を気にする方には、傷跡を最小限に止められるこの方法がとても喜ばれます。

女性化乳房 乳腺切除 [真性女性化乳房 乳輪下切開による乳腺摘出]

3、最小限の切開、位置の工夫で傷跡は残らず

傷跡 乳腺除去

混合タイプの場合、最初にベイザー脂肪吸引を行ってから乳腺を除去します。これは、乳腺を取り巻く硬い線維質の脂肪を吸引した後の方が乳腺を除去しやすく、小さな傷からアプローチできるメリットがあるからです。このように最小限の切開切開位置を工夫することで、ゲストにとって低負担で傷跡が残りにくい施術を行っています。

知恵まとめ
  • 最初にエコー検査を行うことで、傷跡を目立たせない施術のプランニングができる
  • 乳腺の大きさにより切開する位置が決まるが、いずれも目立たない箇所に設けられる
  • ベイザー脂肪吸引後の方が乳腺は除去しやすく、傷も残りにくい
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