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  1. 胸が凹む!? 保険診療と自由診療で違う女性化乳房の治療法
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胸が凹む!? 保険診療と自由診療で違う女性化乳房の治療法

胸が凹む!? 保険診療と自由診療で違う女性化乳房の治療法

女性化乳房専門の当センターには、多くのお悩み相談がメールで寄せられます。その中には同じ内容のものも多数。多くの人が悩んでいるのなら詳しく解説しましょう。今回は、保険診療で女性化乳房を治療した方に多いお悩みを取り上げます。

治療後に生じる胸の凹み、でこぼこ、左右差の正体

総合病院など、保険診療で真性女性化乳房の治療を受けた場合、術後に胸が凹んだり、デコボコになったり、左右差が生じたりすることがあります。次にご紹介する実際にあったご相談も、そういった症状へのお悩みでした。

Q「女性化乳房の手術後にできた胸の凹みが気になります」

男性 胸 悩み

総合病院の形成外科で女性化乳房の手術を受けました。胸の膨らみは解消されたのですが、乳輪を中心に直径5cmほど凹んでしまっています。左胸に関しては段差もできました。これは自然に戻っていくものでしょうか? 修正が必要な場合、対応は可能ですか?

原因1 術後の腫れ

女性化乳房の治療を行うほとんどの男性が、見た目の改善を目的としています。それなのに胸の凹みや段差が新たにできてしまうと気になりますよね。
術後どれくらいかにもよりますが、乳腺切除に伴う周囲の腫れが治まれば、この症状の改善もある程度は考えられます。ただ、2ヶ月以上たっても変わらない場合は、原因は他にあると言えるでしょう。

原因2 手術方法

女性化乳房 保険

腫れが引いても症状が改善されない場合、手術方法が原因で胸が凹んでしまったと考えられます。実は、総合病院などの形成外科が行う保険診療の治療と、私たち美容外科が行う自由診療の治療とでは、目的も内容も異なるのです。

保険は乳腺除去にだけ適用
女性化乳房 乳腺切除
乳腺切除だけだと周囲の脂肪は残るため、切除部分とのボリューム差から凹んだように見えることも……。

過去のコラム「女性化乳房の治療に医療保険は利く?」でも触れたように、すべての女性化乳房を保険適用で治療できるわけではありません。乳腺の発達している真性女性化乳房の中でも、乳腺が5cm以上発達している場合にだけ保険は適用されます。つまり、保険の範囲内では乳腺を取り除くことが治療の目的なのです。ただそれだと乳腺周囲の脂肪はそのままに、乳腺のあった部分だけがぽっかり空洞になるので、凹んだり段差ができたりしてしまうのです。

自由診療は見た目にこだわった治療

女性化乳房 美容外科

一方、自由診療で女性化乳房の治療を提供する美容外科クリニックの多くは、男性らしい胸にすることを目的としています。真性女性化乳房の場合でも必要があれば脂肪吸引を併用し、胸の左右差などまで整えるのです。
※THE CLINICでの治療をベースにした解説なので、そうでない美容外科クリニックも存在するかもしれません。

胸が凹んでしまった場合の修正方法は?

女性化乳房の治療で胸が凹んでしまった場合に、THE CLINICで行っている修正方法には2つあります。ひとつは凹みの周りを脂肪吸引して胸のデザインを整えるというもの。もうひとつは、脂肪を注入して凹みや段差を埋めるという方法です。どちらかで改善するケースもあるし、両方行うことがベストな場合もあります。これは診察や乳腺用エコーでの検査結果を見て、ベストな方法をご提案しています。
もし同様のお悩みをお持ちの方は、一度ご相談だけでもお立寄りください。

知恵まとめ
  • 乳腺だけを取り除く保険診療では、術後に胸が凹むことがある
  • 美容外科の場合、乳腺切除に脂肪吸引を併用することが多い
  • 凹んだ胸は、脂肪吸引か脂肪注入で見た目の修正が可能
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